第13回 ファランクス・フォーラム を開催しました 2013.06.06

2013年5月29日(水)19:10より第13回 ファランクス・フォーラムを開催しました。

参加したのはファランクススタッフ45名、学生さん7名、計52名。また、京都ラボに向けてUstreamによる実況中継も行いました。

講師は、人と人、企業と企業とをつなげる、プロフェッショナル・コネクターというオリジナルの職業を創出して、全国各地をところせましと飛びまわり活躍されているプロフェッショナル・コネクターの勝屋 久氏。今回のテーマは「katchaman流 超つながり術」。



この日の講演の一番のテーマは「受け取る」ということでした。

「受け取る」ことを意識的に続けていくことで私たちは「高エネルギー生命体」になれると勝屋氏は熱く語ってくれました。

高エネルギー生命体を一言で表現すれば「自分の行動と心が繋がって自分らしくキラキラ輝いて生きている人」。

ほとんどの人が「受け取ること」がうまくない。勝屋氏が定義する「受け取る」にはいくつかの側面がありますが、中でも「感謝やほめられたことを受け取る」ということがかなりハードルが高い。難しい。謙遜が美徳とされる日本社会に生きる私たちは、いざ自分のことをほめられても「いやいや、そんなことはありませんよ」といった反応をしがちではないでしょうか。

実は私たちは、自分のことが一番わからない。しかし「受け取ること」を意識的に継続的にやっていくことで自分の得意なこと、自分の楽しいこと、まわりに貢献できること、自分自身の存在の独自性や面白さ、そういったものがわかってくる。



人はどうしても自分の思い込み、先入観、固定観念といったものに塗り固められた自分の世界に生きている。そこを打ち破っていく上で、周りの人々から「受け取ること」が私たちの力になる。

受け取るをテーマにしたワークショップの1場面

それは、自分の人生に起こる出来事も同様で、自分に起きたことを深く受け取れた時、世界観を変えるような気づきが起こる。それをきっかけに自分の前に道が拓ける、そういった体験を一人でも多くの人にしてほしい、そう勝屋氏は本日の講演を締めくくってくれました。





【勝屋氏ブログはこちら】 勝屋久の日々是々